原液のまま直接肌につけたり、飲んだりしないこと
エッセンシャルオイル(精油)は植物の有効成分が、ギュッと濃縮されたもの。
一部の例外はありますが基本的には原液のまま肌につけないよう注意して下さい。
マッサージをするときなど、必ずキャリアオイルで薄めて使用します。
海外では専門家が精油の内服を指示することがありますが
ホームケアでは決して飲んだりしないよう気をつけて下さい。
目に入らないよう注意しましょう
火のそばでの使用には注意しましょう
エッセンシャルオイルに引火するおそれがあります
保管場所と使用期限
高温多湿を嫌います。キャップをしっかり締めて冷暗所で保管します。
ペットやお子様の手の届かないところに保管してください。
エッセンシャルオイルの使用期限は未開封の物で2〜3年。
開封したもので1年くらい(柑橘系は約半年)です。
内容量の少ないものを購入し、出来るだけ早めに使いきりましょう。
妊婦の使用
妊娠中は使用してはいけないものもあります。
エッセンシャルオイルの使用の注意を読んで、妊娠中に使ってはいけないものは避けます。
◆妊娠中には使用を避ける精油◆
・クラリセージ ・サイプレス ・シダーウッド ・ジャスミン ・ジュニパー ・パセリ
・バジル ・ローズ ・フェンネル ・ペパーミント ・マジョラム ・ミルラ ・レモングラス
・ローズマリー
・カモミール ・ラベンダー ・ゼラニウム も妊娠初期の3ヶ月は避けます。
子供への使用
3才未満の乳幼児には、香りを嗅ぐこと以外はおすすめできません。
3才以上の子供でも、大人の量の半分以下にとどめ、さらに少なめに使うよう心がけます。
紫外線によるアレルギー
エッセンシャルオイルの中には、紫外線によって肌に悪い作用を引き起こすものがあります。
外出などで太陽光線にあたる前には、肌につけないように注意します。
◆光毒性のあるエッセンシャルオイル◆
・ベルガモット ・ブレープフルーツ ・オレンジ ・レモンなどの柑橘類
・レモンバーベナ など
マッサージオイルの作り方
エッセンシャルオイルをマッサージに使う場合、必ず植物油で薄めて使います。
濃度の目安は1%程度。
植物油(キャリアオイル)15ml(大さじ1)にエッセンシャルオイル3滴で1%になります。
(レシピによってさらに薄く作ることがあるので、レシピを参考にしてください)
作ったマッサージオイルは出来るだけ早めに使いきるようにします。
保存する場合はガラスの遮光瓶に入れ、冷暗所に置いて約2週間以内に使いきります。
古くなって酸化したものを使うと、皮膚にトラブルが起こることもあるのでご注意。
◆パッチテスト◆
アレルギーの有無を知るため、パッチテストをお勧めします。
@キャリアオイル(基材)を、腕の内側や腿に少量塗りつける。
A4〜6時間そのままにしておく。
Bかゆみや赤い斑点などの異常がなければ、
次に、試したキャリアオイルでエッセンシャルオイルを薄めたものを同じように塗る。
Cかゆくなったり赤いぽつぽつが出た場合、そのエッセンシャルオイルは肌に合わない印。
D患部を流水で洗い流すか、石鹸を使用して洗ってください。
エッセンシャルオイルを使用して肌に異常が出た場合
洗っても症状が改善しない場合には、医師に相談して下さい。
◆マッサージオイルにおすすめの植物油◆
ホホバオイルやマカダミアナッツオイルは肌への浸透性に優れ、べとつかず
しかも酸化しにくいというメリットがあります。初心者にはお勧めの植物油です。
芳香浴
ティッシュやハンカチにエッセンシャルオイルを1〜2滴垂らして、直接香りを嗅ぎます。
お部屋を香らせたい時は専用のアロマポットを使うと便利です。
アロマバス
お湯を張った浴槽に5滴以下のエッセンシャルオイルを垂らしてよくかきまぜてから浸かります。
香りの強さにより1滴でもかまいません。
香りが強ければ良いと言うものではないので、少なめに入れて
香りが弱いようなら足すと失敗がないでしょう。
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